パームの能力が読者を縛る・・・かも?-HUNTER×HUNTER 309話「勝負」感想

5/24ジャンプ掲載分のハンター感想
ネタバレ度:中です。


ハンターについては書きたいことが山ほどあるんですが
とりあえず今週号で気になったこと。

1プフの視点と読者の視点
2パームの視点と読者の視点

前回までの一線越えてしまった超絶展開に比べると
だいぶ落ち着いた展開の今週号ですが
ちょっとしたターニングポイントかな~と感じる部分がありました。

それが上記1と2です。



1プフの視点

ここ10週、ちょいちょいプフ視点で話が進んでます。

王が記憶を失っている間にコムギを抹殺できるか
これがプフ視点のストーリー。

で、物語を読むときの原則というか暗黙のルールとして
視点が設定されたキャラに読者は感情移入しますよね。

本来なら読者は視点の設定されているプフに感情移入して
読むはずなんです。

しかし、プフは①敵である上に②姑息。
だからプフ視点で進んでるけど、プフに感情移入がしづらい。
ここが前回までの特殊な点。

それが今週号、「負けたら隠していることを話す」という条件で
正々堂々勝負することになり、②姑息さがほぼなくなった。

さらに、王VSプフ(+ユピー)=敵VS敵という構造になった結果
プフが①敵であるという属性が薄まった。

しかもハンデ戦でも普通に考えたら圧倒的に王が有利。
そこで判官贔屓の法則が働く。
つまり圧倒的強者の王よりもプフ側に勝ってほしくなる。


これで①②の特殊性が消え、視点設定の効果が原則に戻る。
つまり、読者は視点の設定してあるプフに感情移入して
来週からのストーリーを読むことになるわけです。
(もちろん元が敵だから完全には移入しないと思いますが)

来週、プフがどうやって王を出し抜くか楽しみですね。



2パームの視点

パームの能力は非常に便利です。

ハンターの世界は情報戦。
敵や味方が現在何をしているか、これを把握できるかどうかで
形勢がガラッと変わります。
その点において、千里眼の能力(淋しい深海魚)は超貴重です。


今週号では、プフ以外に視点が設定されたのは
パーム(+イカルゴ)でした。

パームとイカルゴは王から逃れられるか
これがパーム視点のストーリー。
要は鬼ごっこですね。

パームの能力が生きるのはまさにこういう状況。
淋しい深海魚の対象者を切り替えることで
絶体絶命の状況を打破する展開になるんじゃないかなー
と予想しています。


で、面白いのがですね。
パームは3人の対象者の状況を見通すことができるわけですが
反面、読者は3人の対象者の状況しか見れなくなるってところです。

パーム視点で話を盛り上げるには
今までのように複数視点を同時展開する『24』的手法ではなく
他キャラの視点(特に味方サイドの視点)を極力排除して
限定された情報をどう生かすかという手法になると思うんです。

こうなってくると、パームの能力によって
読者の情報が遮断されるって見ることができますよね?


パーム&イカルゴがどうやって王を罠にはめるのか
淋しい深海魚がどう生きてくるのか
来週以降の展開が楽しみです。

さて、今週のハンターは、プフ視点、パーム視点に関して
ターニングポイントであると読んだのですが
どうでしょうか?

いやぁ、ハンターは地味な回でも考察し甲斐があります。




うーむ。。
ちはやふるファンサイトなのにハンター感想の方がアツい(苦笑)



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