ウェルフィンVSユピーのバランス-HUNTER×HUNTER 310話「始動」感想

5/31ジャンプ掲載分のハンター感想です。
冨樫先生の急病が再発されました。
もはや「連載再開」という表現より「休載再開」という方が
しっくりきます(苦笑)
残念ですね。


とはいえ、ぼくは冨樫信者なので
また1年かけてFFとネットゲームから面白い着想を得て
すばらしい作品を作ってください!
10週連続掲載→20週連続掲載ときたので
今度は30週連続掲載まで頑張ってくれたらうれしいな・・
という気持ちで気長に待ちます。



さて、大上段に分析した前回の記事ですが早速ハズレました(笑)

パームの能力が読者を縛る・・・かも?-HUNTER×HUNTER 309話「勝負」感想
http://chihayablog.at.webry.info/201005/article_4.html

パーム視点で話を盛り上げるには
今までのように複数視点を同時展開する『24』的手法ではなく
他キャラの視点(特に味方サイドの視点)を極力排除して
限定された情報をどう生かすかという手法になると思うんです。


タイトルに持ってきた分析が思いっきりハズレてますねー。
来週・・・じゃなかった次回からの展開でこうなる可能性は
ゼロではないですけど、ま、多分ハズレでしょう。


それからプフは王を出し抜く気配が全然ないですねー。
でも、こっちの予想に関しては次回以降に当たる可能性が
まだあるかなぁと思ってます。
プフがこのまま何もしないんじゃ面白くないですからね。
ま、結果が分かるのはおよそ1年先の話ですが。



では、今週号のハンター感想。

まさかのウェルフィンさんですね。
だいぶ前から反則の扱いを受けていたウェルフィンの能力『卵男』

対イカルゴ戦において
『黒百足』が成長しなければ対象は死なない
―つまり瞬殺することはできず隙のある能力である
ということが発覚し、それほど反則ではないのかな~
とちょっと納得した矢先の今回のアレ。
まさかのアレ。

ちょっとここの強さのバランスを考えてみようと思います。

イカルゴは自分の命を代償とすることで
自分の心のリミッターをはずすことができたため
ブロヴーダと戦ったときとは違い
ウェルフィンに対して完全に殺意を抱いていたはず。
完全な殺意、にもかかわらず黒百足がイカルゴの中で成長するまでには
少し時間がかかった(296話)。

あれだけの時間があれば
ユピーは力の大半を失ったとはいえ
ウェルフィンの息の根を楽に止めらると思うんですよね。

バランス的には、「ウェルフィンが一矢報いて死亡」
くらいがちょうどいいと思える。

って考えると、このウェルフィンVSユピーの対決の結果は
バランスが悪い??とも思えそうです。


しかし、冨樫先生は、ことハンターハンターにおいて
このへんのバランスに関して抜け目ない。

バランスを取っていると考えられる要素は3つ

1 ユピーのブチキレ具合がハンパなかった
イカルゴは殺意があったとはいえ、憎悪まではなかった。
その点でユピーの方が思いが強烈だった。
これによって、黒百足が一気に育ったという可能性。

2 生命力を王にあげすぎた
プフは6/7の力が残ってますが
あれは宮殿にいた分身が加わっての6/7。
分身を含めなかったら、下の数%かそれ以下の生命力でしょう。
爆心地でのプフはほぼ全生命力を王に与えていた。
同じくユピーもほぼ全生命力を与えていたはずです。
そのせいであの結果になったという可能性。

3 放射能汚染
きわめつけがこれ。
ユピーの咳の描写がここ何回かあったことからすると
ユピーは王を助ける際に被爆し、体がドンドン弱っていた
と考えられます。

これで形勢が逆転したことは説得力を持ちます。

もしかしたら、ユピーのアレは
ウェルフィンが直接の原因じゃないかもしれませんね。


コメントで別の意見をいただきましたので追記。

対イカルゴ戦で、ウェルフィンは「質問・命令」を込めなかった。
『卵男』発動の条件は対象者を定めて質問・命令を込め
偽った・逆らったことが必要。
だから『卵男』は発動せず、反抗心に反応する『黒百足』のみが
発動。
黒百足のみでは条件設定が甘い分、威力はやや弱い。
対ユピー戦では、ウェルフィンは質問を込める描写がある。
なので、あのままうまくいけば『卵男』が発動した。
(いただいたコメントにかなり想像でつけたしましたが
概ねこういう見解かと思われます。)

これも説得力ありますね。


また、プフの鱗粉がなかなか全体に行き渡らないというのも
いい具合のバランス。
力がたった1/7になっても
あれだけの広範囲の人を操る能力を相変わらずもっている。
とはいえ、確実にその力は落ちてきていて
力をあわせればなんとか倒せそうな領域にいる。
そのあたりのバランスが絶妙。


プフに関しては人間側が色々と煮え湯を飲まされているから
ガツンと力でねじ伏せてほしいところですねー。
ただ、その展開はピトーでやっちゃったから
もうないかなぁ・・・



あとはパームの「もう大丈夫」発言ですね。
(正確にはイカルゴがオウム返しした発言)

何を視て大丈夫と言ったのか、何がどう大丈夫なのか・・・

以下、つらつらと書きますが、結論出ません。
それでよければお読みください(笑)

ゴンキル&プフを『淋しい深海魚』の対象としているから
ユピーのことはプフを通して視たはずだし
ピトーのこともゴンキルの無事を視ているから推測できる。
そうすると、相手が戦力ダウンしたから「もう大丈夫」?

いやいや、王が動き出したということは
パームイカルゴの命はもちろん、キメラ討伐隊が全員
命の危険にさらされている。


パームイカルゴは人質交換作戦で罠を仕掛けたみたいだけど
いまの段階ではそれがうまくいく見込みもまだない。


現在の人間側の戦力
モラウ×
ノヴ△ 出てきてもたいして役に立たなそう
シュート×
ナックル▲
メレオロン▲
ゴン▲ 意識回復してもアレをもう一回やるのは無理そう
キルア△ 充電が必要そう
パーム○ 黒い鬼婦人、淋しい深海魚
イカルゴ○ 蚤弾、死体と遊ぶな子供達
ウェルフィン? さすがに無傷ではないだろう

実質パームとイカルゴのみでこの状況を打破?
イカルゴの『死体と遊ぶな子供達』は一発かませそうだけど
(特に今の状況だとオイシイ死体がいくつか転がってます)
さすがに王相手となると、うーん、無理でしょう。

さっぱり思いつきません。

最終手段、「国家レベルの武力」??
ちょっと夢がないなぁ(笑)


こうやって戦力並べてみていまさら気づいたんですが
この戦いって「軍棋」なんですね。

あーそういえば突入前にモラウか誰かが言ってたなぁ
一勝三敗でいい、その一勝が「王」であれば、って。
これって軍棋と同じ(将棋も)

会長、ノヴ、モラウの主力はもちろん、
シュート、ナックルも戦闘不能。
主人公のゴンキルさえ戦線にいない。

終盤戦、こちらは壊滅状態。
でも、相手も「飛車角落ち」になってる。

こちらは、敵から獲得した駒であるイカルゴ
いったん獲られ、獲り返した駒であるパーム
という主力でないキャラが
王を仕留めようと虎視眈々と狙っている。

まさに軍儀!

軍棋が王の成長に役立っている点で
演出がすごいと言われていますが
人間対キメラアントの戦いが
軍棋になぞらえてあるのもまた凄いですね。


で、そう考えみると
盤外からの攻撃である国家レベルの武力は
やはりなさそうですね。


そういえば、ずっと放置されている伏線として
王に妹(?)がいたけど、あれを使うのも
ちょっと盤外な感じがしちゃうよなぁ。


結論、出せず・・・


やっぱり1年も待てない~!


お仕事してください!冨樫先生!
(ちょっと丁寧めに言ってみた)



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