4-3-1-5方式-ちはやふる第六首感想(2)

◆4-3-1-5方式について◆

4-3-1-5方式についての説明です。
知らなくてもストーリーを楽しむのになんら問題ないんですが
知っていた方がより臨場感が出ると思います。

かるた未経験者による、かるた未経験者のための説明です。
なので、信憑性は保証しかねます。
ニュアンス重視でお願いします(笑)


4-3-1-5方式とは、競技かるたのための歌の読み方です。
競技者のタイミングに考慮して、本来の和歌の読み方や
間の取り方を修正したものです。

和歌は、上の句と下の句を途切れずに続けて読むのが本来の形。

ただ、このように上の句と下の句のつながりを重視すると
競技者は次の歌の上の句のがいつ読まれるのか把握できず
タイミングが取りづらい。

そこで、前の歌の下の句次の歌の上の句のつながりを
重視した読み方に修正したということです。


分かりづらいと思うので、具体例。

「ちはやふる」が読まれた後に
「たれをかも」(2巻の表紙ウラ参照)が読まれる
という場面を想定します。


ちはやふる かみよもきかず たつたがわ~

ここでいったん途切れる。

で、その続き。

からくれないに みずくくるとは~~~たれをかも
しるひとにせむ たかさごの~

前の歌の下の句~次の歌の上の句。
これをワンセットとして読む。
(だから上の例で挙げた「ちはやふる かみよもきかず・・」も
その前の歌の下の句とワンセットで読まれている)


このようにワンセットで読むことで
下の句が読まれて数秒したら次の上の句が来るぞ!
という風に、競技者は心構えができるわけです。


では、その「数秒」とは何秒??

その答えが、4-3-1-5です。

4:下の句を4秒台で読む

3:「余韻」を3秒間とる

1:「間合い」を1秒間とる

5:上の句を5秒台で読む


余韻とは、下の句の最後の音を伸ばすこと。

上の例でいうと「みずくくるとは~~~」の「は~~~」の部分。
これが3秒。


間合いとは、前の下の句と次の上の句との間の無音状態のこと。

上の例でいうと「…」の部分。
これが1秒。


まとめるとこういうことになります。

からくれないに みずくくるとは~~~ …
←←←←←←4秒→→→→  3秒  1秒

たれをかも しるひとにせむ たかさごの
←←←←←←←←5秒→→→→→→


なるほどなるほど、、あれ??
でもそうすると、一首目に読まれた歌には
前の歌がないから困っちゃうんじゃないの?

はい、そのために序歌というものがあります。

競技かるたでは、競技開始のときに「序歌」が読まれます。
公式の大会では、第六首で太一が読んでいる難波津の歌
(「なにわづに さくやこのはな・・・」)が読まれるようです。

この歌の下の句(いまをはるべと さくやこのはな~~~…)
から、一首目の上の句がワンセットとして読まれるわけですね。



ちなみに、第六首で
太一が「難波津の歌」を読み始めたときに
千早が「うわっ 太一 下手!!」とツッコミを入れ
新が「札読みには4-3-1-5方式というのがあって」と
札読みの基本を教えようとするシーンがあります。

この時点で太一は、難波津の歌の上の句しか読んでなかったので
4-3-1-5方式が直接関係する場面ではありません。
なのでこの場面、新は太一のへたくそっぷりを見て
‘これは4-3-1-5方式も知らんな’と推測し
先回りして説明をし始めたのでしょう。
それで太一が「知ってるよ」とぶーたれたのでしょうね。



追記:この4-3-1-5方式の説明は
ちはやふる9巻のかるたの読み方の説明と食い違っています。
そのせいで混乱された方もいらっしゃっるかと思いますが
かるた関係の大手サイト、無病息災さんの記事で確認したところ
どうやら『ちはやふる』のコミックスが間違っているようです。

~4-3-1-5方式~




漫画『ちはやふる』

 1巻~4巻(一首~二十三首) 各話感想 目次

 5巻~8巻(二十四首~四十七首) 各話感想 目次

 9巻~12巻(四十八首~六十八首) 各話感想 目次


アニメ『ちはやふる』

 アニメ『ちはやふる』 各回感想 目次



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