規範的であることの意味-アニメ猫物語(白)第3話感想

火燐を手玉に取る戦場ヶ原に笑いましたねー。
それから毎回毎回お色気シーンを入れてくる
アニメスタッフの心意気には感動すら覚えます。


◆規範的であることの意味◆



キャラクターがたくさん登場した分
羽川の物語はあまり動かなかった今回ですが
初っ端に大事なやり取りがありました。

戦場ヶ原から「白すぎる」と指摘されるところです。

普通の人だったら「可哀想…」と同情したり
「うわ~…」と引いてしまうようなことでも
羽川は受け入れる。

何のためらいもなく
倫理道徳をに従って
規範的で模範的な行動を取っています。

このような羽川の性向をどう評価するか。

当然のことですが
倫理や道徳を実行できるのは
素晴らしいことです。
倫理道徳は人としてこうあるべきという概念ですから。

羽川が素晴らしい行いのできる人間であるのは間違いないんです。
しかも‘人から好かれるため’とか‘評価を上げたいから’とか
そういった不純な動機もない。

この点は、戦場ヶ原との違いですね。
戦場ヶ原はお母さんに「私は大丈夫」という姿を見てもらうために
優等生として振る舞っていた点で動機が不純です。
(ここでいう不純は、悪いと言っているのではなく
 善行を行う動機がただただその行動を取りたいから取っているのではない
 という意味で使っています)

善行を行うのに
ただただそうすべきだから行う。
さながら聖人のような羽川です。

どう考えても
羽川が善であり
正しいことは疑いようがないんです。
本来褒められこそすれ非難されるようなことではないんです。


だけど。

おとぎ話の中ならばともかく、現実に生きていて
自分の感情を抜きに善行を行い続けるということは
この世界に対する関わり方としてどうなのか。

これが戦場ヶ原の指摘です。

羽川が倫理に従って規範的に思考し行動するのだとすると
羽川自身の意思(エゴ)はどこへ行ってしまったんだ
という問題が生じてくるわけです。

これが今回浮き彫りになった羽川の問題点。


徐々に羽川の本質が明らかになってきました。
次回はとても好きなセリフがあるので楽しみです。




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