実は太一も…-ちはやふる第十八首感想(1)

ちはやふる第十八首の感想です。
東京都予選最終盤~優勝、の回。

この回はシンプルな回なので感想もシンプルです。



◆実は太一も…◆


・おれがみんなの背骨になる

千早の覚醒、肉まんくんの覚醒と来て、最後は太一です。

太一に関しては、この決勝戦で
特にピンチが描かれることなく8枚差をつけて勝っているので
たいして覚醒した感はありません。
相手はかませ犬のヒョロくんだし(笑)

でも、よく考えてみると
ヒョロくんは太一より先にかるたを始め
中学3年間も名門の北央で鍛えられ
現在高1にしてレギュラー(8人のうちの1人)なわけですから
太一より格下ということはなさそうな気がします。
そうするとヒョロくん相手にに8枚差で勝ったのは
実力以上のものを出した結果だったのではないでしょうか。

太一って自分のためよりも他人のために動くタイプですよね。
(↑少なくともこの時点では)
そうすると「チーム」になったことで一番気合いが入ったのは
誰よりも太一のはずなんです。
「おれがみんなの背骨になる」ってセリフは
まさに他人のために動く太一にふさわしいセリフ。

千早&肉まんくんのように明らかな格上相手に勝って
番狂わせを起こすような派手さはないですが
決勝の一番最初、5人揃って取れなかったときに
「ここからだ 攻めるぞ瑞沢ぁ!!」と叫んで立て直したところや
そしてヒョロくんに対してノーミスで8枚差をつけて勝ったところ
このあたりは太一の覚醒の証なんじゃないかと思います。



・勝ちたい 勝ちたい

須藤くんは情けない姿がサマになるタイプの男ですね。
千早に負けそうなあたりから負けが決まるところまで
めちゃくちゃかっこいいです。



・もう「勝ちたい」とも思ってない目

千早が最後の1枚を取る直前の表情を
須藤くんがこのように表現していますが
うーん、ちょっとそういう表情には見えなかったなぁ。
この須藤くんのコメントがあって初めて
「あーここはそういう表情なのね」という感じ。
画力のある作者だからこそもうちょい頑張ってほしかった!

でもその後のコマ(最後の1枚「ちは」を取ったシーン)は
その「勝ちたいとも思ってない」感じが出てて好きです。
6巻でかなちゃんがベタ褒めしてた取りのシーンですね。
須藤くんが素早い動きで反応しているのに対し(動)
千早はすでに「ちは」の札に軽く触れて止まっている(静)。
この表現はさすがですねー。



・見て新 これがわたしの仲間だよ

優勝した千早が新に送ったメール。
新が小首をかしげながら見たこのメールにやられました。
写真が斜めになっているので
無意識に新と全く同じポーズをとってしまうんですよね。
まんまと作者の策略にかかったことに気づいて一人で笑いました。

首かしげてしまった人、結構多いんじゃないですか?

~実は太一も…~




漫画『ちはやふる』

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アニメ『ちはやふる』

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この記事へのコメント

瑞穂
2013年02月03日 12:17
神場さんの記事を読んで気づいたんですが、2年の高校選手権と重なる部分が多いんですね。

①おれが皆の背骨になる
これって、まず自分は負けられないってことですよね。
→翌年、太一だけが団体・個人通して無敗でした。
②須藤さんは負けそうな姿がかっこいい
そんなこと…(笑)でも終盤の「皆を全国に連れていきたい」、嫌な奴に見えて実はアツいっていうギャップがいいですよね。
→翌年の北央戦、恐いOBとして再登場しながら、「本当に高いプライドは人を地道にさせる」「東京で1番になれないならせめて全国で1番になれよ」などいい所を持っていく。
③勝ちたいとも思ってない目
→これはあからさまに北央の甘糟戦ラスト。
④見て新~
→全国で団体戦優勝後、新に「このチームで勝ったよ」と訴える。

それぞれ成長してるんだなあとしみじみしました。あと個人的に須藤さん大好きです。ただのドSじゃない所が。18巻?で太一を潰せと命じられた後輩の「偉そうに笑っててもらうんだ」ていう気持ちがよく分かります(笑)
2013年02月13日 01:04
瑞穂さん、こんにちは!

一年前の出来事ってひそかに重ねて描かれている部分って結構ありますよね。
④は気付いてなかったんですが、重要なポイントですね。
ぼくが好きなのは、瑞沢VS北央、去年の礼と今年の礼。比べてみると見えてくるものがあります。

須藤くんは、ドS以外の部分がとても魅力的ですよね、分かります。

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